大樹青果の産直野菜

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干し芋を食べないなんてもったいない!【 干し芋の美容&健康効果 】

約5分

茨城県は干し芋の日本一の生産地です

皆さんは干し芋を食べたことはありますか?
さつまいも本来の自然の甘さと独特の歯ごたえで人気のおやつですね。

特に最近は、自然志向・健康志向から「さつまいもを蒸して干しただけ」というシンプルで自然な製法にも注目が集まっています。

コンビニなどで安価で食べられる干し芋は、中国産のものが多く輸入されていますが、
国産の干し芋は各農家の努力や工夫によって、素晴らしい味や食感、高い品質が保たれており、
中国産に比べると高価ではありますが、味も食感も良いと永く愛されて続けています。

美容や健康のために食べるおやつとしては、やはり国産のものが安心ということもありますね。

大樹青果は茨城県つくば市にありますが、実は日本全国に流通する干し芋の約9割が茨城産。
茨城は干し芋の日本一の産地
です。

茨城県産の厳選した干し芋を「おやつ定期便」としてお届けしている大樹青果ですが、その魅力は美味しさだけではありません。見逃せない、美容や健康に良いとされる特徴があります。

美容や健康、ダイエットにも良いとされる干し芋ですが、その効果は具体的にどういったものなのでしょうか?

今回は干し芋の美容と健康への効果にスポットをあてて解説します。

干し芋の栄養価について

干し芋の原材料は「さつまいも」だけ。そのままさつまいもの栄養価が受け継がれています。また水分が抜けた分、栄養もギュッと凝縮され、体内にも取り込みやすくなっています

さつまいもの主な栄養素としては、
ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、鉄分、カルシウム、マグネシウム、食物繊維などがあげられます。

干し芋の美容&健康効果について

それでは、干し芋に含まれる各栄養素の健康効果について見ていきましょう。

ビタミンB6
干し芋には100gあたり一日に必要なビタミンB6が約3割も含まれています。タンパク質の分解や合成などに働きかけるため、皮膚や粘膜、筋肉などの健康維持に役立ちます。ホルモンバランスを整える働きがあり、心の健康のためにも良い栄養素です。

ビタミンC
干し芋のビタミンCはでんぷんに包まれているため、壊れにくく効率的に吸収することができます。ビタミンCは皮膚や血管のコラーゲンの生成に関わり、皮膚の余分なメラニン色素の生成を抑えることから美肌ビタミンといわれています。高い抗酸化作用があるため、免疫を高め、がん・動脈硬化の予防や老化予防も期待されます。

ビタミンE
ビタミンCと同様、高い抗酸化作用がありがん・動脈硬化の予防に効果があるといわれています。脂に溶けやすい性質があることから、特に体内の脂質を酸化から守って細胞の健康維持を助ける働きがあり、老化防止ビタミンともいわれます。

カリウム
干し芋は100gあたり一日に必要なカリウムの約4割を摂取できます。カリウムは体の中の血圧や水分を調節し、汗や尿として余分な塩分を排出する作用があるため、むくみ解消の働きがあります。また、高血圧などの生活習慣病の予防が期待されます。

鉄分
干し芋には鉄分が100gあたり2mg以上も含まれています。鉄分が吸収されると体内ではヘモグロビンとなって酸素の運搬に関与したり、筋肉中に酸素を蓄えるミオグロビンの構成成分になります。鉄分は貧血の予防に欠かせない栄養素です。

カルシウム
干し芋にも多く含まれるカルシウムですが、全世代で不足しているといわれています。カルシウムは骨や歯の材料となり、イライラやストレスなどを静め、体内のさまざまな機能を安定させ、バランスを整える働きがあります。

マグネシウム
干し芋に含まれるマグネシウムは100gあたり一日の必要量の10%以上です。マグネシウムは骨や歯を作るのに役立つ栄養素であり、糖尿病など血糖値の抑制や、良質な睡眠などにも欠かせないと言われています。また善玉コレステロールを増加させ、肥満の改善などの効果にも注目があつまっています。

食物繊維
干し芋には100gあたり一日の必要量の約3割にあたり食物繊維が含まれています。これはキャベツの約3倍です。食物繊維は、便秘の予防などの整腸効果血糖値上昇の抑制血中のコレステロール濃度の低下などの役割があります。

食べすぎは禁物です!

これだけ多くの栄養効果を見ると、たくさん干し芋を食べたくなってしまいますね。

干し芋は低GI食品といわれ、同じ炭水化物の白米などと比較して血糖値の上昇度が低いことから、主食の置き換えや間食などのダイエットサポートに選ばれることも多いようです。

しかし食べすぎは良くありません。干し芋は炭水化物のためカロリーが高く、食べすぎるとやはり太ってしまいます。
カットの種類などにもよりますが、干し芋1枚当たりの重さを約70~100g程度と考えると、1日の摂取量としては2~3枚程度にした方が良いといえるでしょう。

干し芋は、噛めば噛むほど素朴なさつまいもの甘みを感じます。

特に茨城産の干し芋は総じて高級品が多く、味にも香りにも深みがあります。食感もしっとりとやわらかで独特な歯ごたえがありますので、ゆっくりと味わいながら楽しむのがおすすめです。

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